映画概要


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《企画意図》

アウンサン将軍が、ビルマ(現ミャンマー)建国の父と呼ばれながらも、つい1年前までは公に讃えることが出来ず、肖像画や写真を街に貼り出すことすらも制限されていました。

そのような時代を過ごした今の若い世代の人たちに、アウンサン将軍の功績とを真摯に知って貰いたいと、将軍(Bogyoke)の長女アウンサンスーチー女史が声を上げ、この企画はスタートしました。

そして、2012年4月にアウンサンスーチー女史が正式にミャンマー連邦議会の議員となった数ヶ月後くらいから目に見えて体制が変わり始め、アウンサン将軍の肖像や写真も街で見られるようになり、また海外の映画人との交流も自由に行えるようになってまいりました。

以上のような内容も踏まえ、映画の技術やクォリティの向上を目指し、また世界の映画マーケットでも通用するレベルまで完成度を高めることで、今後のミャンマー映画界に貢献していくこともこの企画の使命となっていると考えます。

日本におきましては、将軍自身の浜松における日本人との触れ合い、日本軍による厳しい軍事訓練、大本営陸軍部の裏切りによる反日闘争、そしてその前の日本が軍政権を敷いた時に天皇陛下から直接旭日章を授与されるなど、アウンサン将軍の人間形成に大きな影響を与えた国として、また、日本での撮影や日本人俳優が重要な役として出演する作品として、必然的に参加するだけでなく、これこそまさにミャンマー国民への友好の証となる象徴的な作品として、大きく参画することに意義が見出される作品なのです

《主な登場人物》

  • アウンサン将軍・・・チョウ・チョウ・ミュー(オーディションで選ばれたミャンマーの有名なサッカー選手)
  • 鈴木大佐・・・中井貴一(候補)
  • ウーソォー・・・アウンサン将軍を暗殺したグループの中心人物

《ストーリー》

1915年2月13日マグエー管区ナッマウ町で生まれたアウンサンは、勉強をしないと出家出来ないと言われ猛勉強をする利発で勤勉な少年時代を送り、高校生の頃から英国からの独立を目指すタキン党の運動に興味を持ち始める。

大学に入ると実際に独立運動に参加するようになり、タキン党へ入党すると、海外の援助を求める先遣隊として国外へと出国。そこで、アウンサンに目を付けた鈴木大佐が独立運動への協力を申し出る。

鈴木大佐と共に日本にやって来たアウンサンは、後に三十人の志士と呼ばれビルマ独立義勇軍(BIA)の中心人物となる面々を日本に呼び、日本軍による軍事訓練(海南島と台湾)を受ける。

そして、日本軍と共にラングーン(現ヤンゴン)に進撃。英国軍をついに追い出すが、独立を目前に日本軍が軍政を敷いてしまい、逆に英国軍を含めた連合軍の協力で、日本軍を追い出すことに。

その後、ビルマの完全な独立を目指し、英国と粘り強く交渉を進め、1948年1月に迎えることになる真の独立を目前に、1947年7月19日、前首相のウーソォーのグループに暗殺される。